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学生デザインワークショップ
Last Update: 2024.07.20


■日本造園学会関東支部 第19回学生デザインワークショップ
「SUMMER STUDIO 2024」学生参加募集・チューター募集
SS2024image

■テーマ
街と里が織りなす足利の未来像

関東平野が山地に切り替わる場所に位置し、足利銘仙などで知られる足利市。足利学校をはじめとした歴史的遺構や街並みが市内に点在しますが、対照的に市域北側の谷戸沿いには水田などによる里山の風景が広がり、街と里それぞれに豊かな風景が育まれています。
市街地周辺は、明治時代に最盛期を迎えた織物・染色業を中心に産業が拡大し、都心との繋がりにより経済的・文化的に大きな発展をとげました。現在では、東京まで電車で1時間半の距離感と里山などの豊かな自然環境を活かし、移住者・2拠点居住者を積極的に迎え入れています。
一方で渡良瀬川の治水工事や、かつての栄華を誇った花街の区画整理事業によって街の様相は大きく刷新されることが予想されます。さらに、里山地域では離農者が増加し、多くの農地が太陽光パネルに置き換わっていく現状があります。
街・里それぞれが個別に風景や営みを継続することが難しくなった近年、足利市ではワイナリーなどのように街と里を横断する新たな産業が注目され、また、東京都墨田区と連携した生ごみコンポストの取り組みなど、地域横断的な活動が精力的に行われています。
そこで2024年のサマースタジオでは、大きな風景の転換期を迎える足利市を舞台に、街・里が相互に織りなし、これからの暮らしを支える好循環な風景「郊外2.0」を描く仕組みや場のデザインを提案します。
デザイン対象地は、「駅前市街地」と「里山」の2つのエリアを設定し、どちらかを選択してもらいますが、両エリアが相互関係によって成立する提案を目指してください。
提案対象地は、古くからの町の中心であり、今後の発展が期待される「多古台とその周辺」です。風景や自然環境にとっては、マイナスとなりうる開発のインパクトをプラスに変える提案を探求します。


■目的
提案をまとめるプロセスにおいて、様々な分野の学生(造園・建築・都市計画・土木・観光・健康・体育・社会・経済・経営・教育など)が、分野の枠を超えた議論を行い、幅広い分野の知見を集め具体的な都市改善の動きにつなげる実践的な提案や、社会に対する新たな可能性を持つ提案を発信する。 学生は、社会人チューター(計画・設計実務者)と共に課題に取り組む。また、会期中では様々な専門家(教育、行政、計画・設計実務者など)からも指導・助言を頂く。 上記の活動により、社会課題に対し幅広い視野を持ち、社会に対し説得力のある提案を行うことのできる将来を担う人材育成の場とする。

■対象地
栃木県足利市、駅前市街地エリア里山エリア

■運 営
【チーム編成】
5人程度/チーム、5〜6チーム程度を編成予定。
様々な専攻分野の学生メンバーによるチームワークを通じた創造的な共創の実現を目指す。
【チューター制度】
ランドスケープ計画・設計実務者を中心に、学生の指導・助言を行う。チューターは各チームに2人付く予定。期中に様々な専門家の方にも指導・助言を頂く。
■スケジュール
○8/12(月) 応募締切

○8/31(月) キックオフMTG
【会場:日建設計 竹橋オフィス】
 ゲストによる話題提供
 辻 喜彦 (アトリエT-Plus)
 川島 範久(川島範久建築設計事務所、明治大学 准教授)
 藤木 庄五郎 (バイオーム)
 向山 雅之 (竹中工務店) 

○9/1(日)〜9/6(金) プレサーベイ期間
 各グループでワークショップに向けての準備作業(現地調査・スケッチなど)

○9/7(土)〜9/15(日) コアワーキング期間
グループに分かれ提案を検討する。
最終日に成果発表・上記ゲストによる審査を行う。
DAY1:9/7(土)サーベイ・コンセプト・ラフプランの検討
【会場:足利市名草セミナーハウス ※宿泊】
DAY2:9/8(日)サイトプランの検討
【会場:足利市名草セミナーハウス】

9/9(月)〜9/13(金)
ワーキング期間(各チームごとに活動)
DAY3:9/14(土)イメージパース・プレゼンの検討
【会場:各チューター事務所】
DAY4:9/15(日)最終発表・ゲストクリティック
【会場:あしかがフラワーパークプラザ】

○10月〜12月 各チームの成果をまとめ本として編集・原稿作成
配布・HPアップ(有志チーム作業)

※各作業は、各チームチューター指導の下、チームメンバーの予定を摺合わせて行う。

■学生募集方法 8/12(月)応募レポート締切
【資格】
大学 学部生・大学院生・研究生
(学校・学部・学年・居住地域は問わない)

【応募条件】
キックオフミーティングから始まる一連のワークショッププログラムに出席できる学生。
各グループより希望者を募って有志チームをつくり、まとめ本の編集作業を行う。発行する冊子に編集メンバーとして名前を記載する。

【応募方法】
下記の情報とレポートをGoogleフォームにて担当事務へ送付

※レポートは選抜・チーム編成の検討資料となる。

1)学校・学部・学科・学年・氏名・Eメールアドレス(常に確認可能なPC用が望ましい)

2)以下に対する意見レポートをPDFデータにて提出
(a:500字程度、b:200字程度)
a.今回のテーマに対するアイデア
※ランドスケープに限らず専攻分野からの独自の視点、現実に縛られすぎない自由な意見を求める
※キックオフミーティングで集まった未来像やアイデアの多様性を披露・共有する
※レポート作成は、図面・スケッチ・テキストなど自身の得意な方法で表現可能とする
b.学生デザインワークショップへの参加動機

3)各自の得意分野・興味がある分野のアピール(自由になるべく多く書く)
ex) プレゼン資料作成スキル(手書きスケッチのスキル、CAD・スケッチアップ・フォトショップ・イラストレーターなどのソフトを使いこなすスキル)、コンセプトやストーリー立案スキル、ワークショップでのファシリテーション能力、得意分野(植物、生態学、観光、スポーツなど) など

【参加費】
4,000円/人
※コアワーキングDAY 1は、現地での宿泊を予定。宿泊費用(1,100円/日)は自己負担
※各回ミーティング会場までの交通費は実費
※食費は実費

■担当事務局(問合せ・申込先)
岸 孝(関東支部運営委員)
E-mail:ss.jila.kanto[atmark]gmail.com ([atmark]を@に置き換えてください)


  ■過去の学生デザインワークショップ
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・2022年度 【開催案内】【まとめ本
・2021年度 【開催案内】【まとめ本
・2020年度 【開催案内】【まとめ本
・2019年度 【開催案内】【まとめ本
・2018年度 【開催案内】【まとめ本
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